あなたの結婚相手に求める条件には何がありますか?
外見でしょうか?経済力でしょうか?
それは人によって様々ですが、男性でも女性でも
全ての人に迷ったとき考えて欲しいことが3つあります。
目次
結婚相手の条件3つ
男女共通で今の恋人に対して
結婚相手としてふさわしいのかどうか
それを考えたとき、以下の3つの条件に関して
どうだろう?と自分の心に聞いてみて欲しいのです。
- この人に幸せにして欲しいと思うか
- この人を幸せにしたいと思うか
- この人と一緒に幸せになりたいと思うか
「なんだそりゃ?3つとも一緒じゃねーの?」
って思いがちですが、ちょっと違います。
これには「依存」「自立」「相互依存」が関係しています。
1が依存、2が自立、3が相互依存といった感じで
全てが揃っているのが理想です。
依存や自立はあなたも聞いたことがあるかもしれませんが
心理学用語だと若干意味が違ってくるところも
ありますので、簡単に説明しておきます。
依存
依存というのは相手に何かしてもらったり
愛してもらったりと、簡単に言うと受け取る側
というイメージです。
男女関係で分かりやすく言うと
「より強く惚れてる側」と言えるかもしれません。
どちらかと言うと立場が弱い側ですね。
自立
反対に自立は相手に与える側。
もしもあなたの恋人が「いつでも別れてやるぜ」
という態度の場合、あなたが依存側で相手が
自立側と言えます。
一般社会のイメージでは依存が悪くて
自立が良いというイメージがありますが
これ自体に良い悪いはありません。
相互依存
相互依存は目指すべき関係性です。
恋人とお互いに依存と自立を自由に行き来でき
与えたり与えられたり。
一方に偏ることなく愛情が循環するので
うまくいきやすいのです。
3つの条件を満たしていないとき
依存と自立をいつでも交代出来れば良いのですが
問題なのはどちらか一方で固定された関係です。
あなたはいつもいろんなことをしてもらう側
彼がいつもしてくれる側
逆に女性がお母さん役のようになってしまって
彼が何でもしてもらう側というパターンもありますね。
これらはどちらもいずれ破綻してしまうことが多いです。
与える側の気持ち
ずっと与える側ばかりだと、もらう喜びが分かりません。
もらう喜びが分からないと、与えても無意味な感じがしてきます。
喜びが分からないので、何かしてあげても
相手が嬉しいとは思えないのです。
喜んでいる姿を見ても、頭では喜んでいると
分かっても、リアルにハートで感じない。
また、ずっと与える側が続くと・・・
「いつも自分ばっかりあげている」
不満がたまって、ある日そう思ってしまうと
関係がだんだん壊れていきます。
彼(もうしてあげるのやめよう)
↓
私「なんでしてくれないの?」
↓
彼「いつもおればっかじゃん」
↓
私(なんか冷たい・・・もう終わりかな 泣)
与える側の気持ちになって考えてみると
この言い分も納得できます。
しかしもらう側からすると理不尽なことを
されているように感じてしまうものです。
受け取る側の気持ち
もらう側は自分には相手に与えるものなんて
ないと思っていることもあります。
ですので出来ないことをやれと言われているような
感覚になったり、そもそも与えるという発想すら
無い場合もよくあるのです。
もらう側は得のような気がしますが、どちらもそんなに
変わらず、もらう側はもらう側でつらくなってきます。
何がつらいかというと、1つは無価値感を強くしていくという点です。
無価値感というのは、自分なんて価値が無い
いても意味が無い、何の役にも立てないという気持ちのことです。
無価値感が強くなるということは、
「パートナーはすごい、でも私は全然ダメだ」
という気持ちが強くなっていくということです。
そうすると・・・
(なんで私なんかを選んだんだろう?)
↓
(周りにもっと素敵な人がいっぱいいるよな・・・)
↓
(いつか他の人のところへ行ってしまうに違いない!)
↓
(不安・・・そうならないように阻止せねば!)
となって、束縛するようになったり
とにかくネガティブなことばかり考えるようになり
関係性が壊れていくことが多いというわけですね。
3つの条件を満たすために
そこで結婚相手の条件として挙げた3つ。
これらを全て満たすということは、相互依存の関係を築きやすい
もしくは築いていこうという気持ちになれる相手ということになります。
相互依存というのは、先ほどの自立(与える側)と依存(もらう側)の
関係をお互い自由に行き来できる関係だとお話しました。
ある部分では相手に頼り、別の部分では頼られるような関係。
これが結婚生活をうまくいかせるためには重要になってきます。
一度この3つの条件について自分の胸に聞いてみて下さい。
もし、1.が違うなって感じたら、あなたは与え過ぎです。
相手に与えてもらえるよう、パートナーに頼るということをして下さい。
2.が違うなって感じたら、あなたはもらい過ぎです。
これからはパートナーのために何かしてあげるように意識して下さい。
3.が違うなって感じたら、もっとパートナーに与え与えられ
愛を深めていってください。心理的距離を縮めたり、絆を
作って言ってください。
まとめ&おわりに
結婚相手の3つの条件は、
- この人に幸せにして欲しいと思うか
- この人を幸せにしたいと思うか
- この人と一緒に幸せになりたいと思うか
でした。
これらを全て満たしていなければ、結婚相手として
ふさわしくないので今すぐ別れましょうということではありません。
これらを満たせるようにパートナーとの関係を見直して
結婚後により良い生活が出来るようにしていきましょう
ということです。
あなたが幸せになりますように。
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