お笑い芸人の東野幸治さんが「心の闇が深そうな芸人」の2位に選ばれたそうです。
それを受けて今日のワイドナショーで話題になり、リクガメ話の真実を東野さん本人が語ったのですが・・・
心理学的になぜこうなのかも考えてみます。
目次
東野幸治の心の闇が深い
gooランキングの「明るく見えて「心の闇」が深そうな芸人ランキング」で第2位となった東野幸治さん。
最近はMCとしても活躍している東野幸治。明るくその場を盛り上げているイメージの彼ですが、「心が冷たい」「冷めている」と言われることも。
彼が出演している『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)では、VTR中に興味がなさそうにしている顔や、ゲストが話しているときにつまらなさそうな顔をしているところが度々クローズアップされています。
引用元:gooランキング
https://ranking.goo.ne.jp/column/article/4202/
以前からテレビでも他の人から「目が死んでいる」とか「冷たい目で見る」などとツッコまれていましたね。
東野さんは奥さんと一度離婚したときに、「あなたは人を愛したことないでしょう」などと言われたそうで、自分自身冷たい人間かもしれないと自覚もあったそうです。
様々な心の闇が深いと言われるエピソードの中でも特にひどいと言われているのが飼っていたペットのリクガメの話でした。
そのリクガメが死んだときに、ゴミ箱に捨てようとして娘さんに泣かれたというのです。
これにはドン引きしましたが、今日のワイドナショーで実際のところどうだったのか本人が語っていました。
リクガメ話の真実
東野さんが飼っていたペットのリクガメの話の真実はこうです。
まずペットのリクガメには「リクちゃん」という名前が付けられていたそうです。
まっちゃんも言っていましたが、名前も付いていて完全に家族ですよね。
心の闇その1
そのリクちゃんの様子がおかしくなって、病院へ連れて行こうという話になったのですが、ここで東野さんは「え?病院?」って思ったそうです。
「亀を病院に連れて行くなんておかしい」と内心思ったということです。
なんとか助けたいという気持ちは無かったのでしょうか・・・
心の闇その2
しかし家族は当然行こうと言っているので仕方なく病院へ行ってみると、栄養失調気味で入院が必要と医師に言われます。
ここで東野さんはまた「え?入院?」と驚き、さらに入院費で1日2万円かかるということに引いたようです。
確かに1日2万円は高額だと思いますが、命には代えられないですし、ペットとして飼うということはそういう部分も含めての責任があると私は思います。
心の闇その3
そしてここでも入院は当然という家族の意見に押され、リクちゃんは入院することになりました。
それから1週間くらいして、病院から連絡があり残念ながらリクちゃんは死んでしまったということです。
すると東野さんは奥さんに「どうする!?」と病院にリクちゃんを引き取りに行くかどうかを聞いたそうです。
それに対して当然ですが「引き取りに行くに決まってるやろ!」と言われ引き取りに行きました。
引き取りに行かないという選択肢があるのが多分一般の人には理解出来ないでしょうね。
心の闇その4
死んでしまったリクガメのリクちゃんのお墓を作ろうということになり、東野さんはマンションの外のわずかなスペースを見つけ、リクちゃんを埋めるための穴を掘り始めました。
しかし硬い土を手で掘っていたので、なかなか深く掘れずリクちゃんの体が全部入らなかったということです。
それで東野さんはまさかのアイスの棒で甲羅を押して埋め込んだそうです・・・
まず手で掘るのが適当に済まそうとしてる感じがして嫌ですし、アイスの棒で無理矢理押し込むのは死んでしまっているとはいえあまりにもかわいそうだと感じます。
東野幸治はなぜ心に闇があるのか
東野幸治さんはなぜこのように心に闇があると言われるような言動をしてしまうのでしょうか。
私が心理学的に分析すると、愛情を受けて来なかったり必要な教育を受けて来なかったりというのが考えられます。
正確には、大人は愛情を与えていたつもりでも、本人には何らかの原因でそれを感じることや受け取ることが出来てなかったということです。
例えば親が「〇〇さんはお金持ちだから優しくしておこう」などと誰かに話しているのを聞いたとします。
すると親が自分に優しくしてくれても、何か裏がある、僕から何を欲しがっているのだろう?という気持ちになってしまうことがあります。
そうすると何をされても「愛情を与えてくれている」とは感じることが出来ず、「僕から何かを奪おうとしている」と感じられてしまうかもしれません。
これは1つの例でしかありませんので、東野さんに何があったのかは分かりませんが、愛情を受けたことが無い(感じたことが無い)と与える方法も分からないのです。
もしくは、子供の頃に感情を我慢するクセがあると、我慢しすぎて感情を感じにくくなるということもあります。
多くは怒りの感情を我慢してしまう人が多いのですが、怒りを我慢しすぎるとだんだん怒りを覚えること自体が減っていったり怒りの度合が弱くなっていったりします。
しかしそうなると怒り以外の感情も全て感じにくくなっていくのです。
感情を感じにくいと冷めた印象を持たれたり、人を愛する気持ち、ペットが死んで悲しいという気持ちなども希薄になります。
終わりに
リクガメの話など、聞いていて不快になる人は多いかと思いますが、このような態度を取る人は自分自身のことも大事にしていません。
まずは自分で自分を大切に扱い、それと同じように他人を大事にし、そうすることで他人からも大事にされます。
そこまでくるとだんだんと愛情深くなってくるのではと私は思います。
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