長野県伊那市にある新山小学校で18年もの長い間
飼われていたメス猫の「たま」が亡くなりました。
たまの死を聞いた保護者や元教師らによる募金で
たまの墓標が建てられ、たまはそこでいつまでも子供たちを見守っています。
そのたまの墓標を見たら、ほんとにそこにいるようで泣けてきました・・・
目次
たまの墓標
たまの墓標は幅約50センチ、高さ約40センチの三峰川産の石の墓標だということです。
あ り が と う
た ま
いつまでもわすれないよ
2016.12.6
このメッセージの右側に自分の手を舐めるしぐさをするたまの姿も彫ってありました。
たまは18年ほど前この新山小学校にやってきて、学校に居ついていましたが、
病気になってしまった2年ほど前からは校舎の中で飼われていたそうです。
穏やかなネコで学校のアイドルでもあった「たま」ですが、
年齢的には人間にすると100歳以上ということです。
猫の寿命は10年~16年だと言われており、たまは新山小学校に
来たのが18年前で当然それ以上の年齢ということになります。
人間にすると100歳以上だと獣医が言っていることから、
おそらく21歳以上だと思われ、ここまで長生きするネコはほとんどいません。
よほど皆に愛され、大事にされ、かわいがられてきた
ということなのではないかと思って胸が熱くなりました。
たまは寒い時期は校長室のヒーターの前がお気に入り
だったようで、校長先生も嫌がって外に出したりせずかわいがっていたんですね。
そして最後はその大好きな校長室のヒーターの前で静かに息を引き取ったということです。
たまは本当に幸せだった。
そしてたまと一緒に過ごせた子供たちも先生も幸せだった。そう思います。
2017/2/19 16:00 追記:
たまの墓標の画像がありました。かわいらしいですよね。
引用元:伊那谷ねっと
http://inamai.com/www/ictnews/detail.jsp?id=46853
長野県伊那市立新山小学校
長野県伊那市にある新山小学校は児童数30人程度の小さな学校ですが、そこが良いですね。
きっと先生も保護者も子供たちも、学校の全員のことを知っている状態じゃないかと思います。
可能なら全国の学校をもっと少人数化した方が良い
のではないかと思うんですよね。その方が先生の負担も減る。
生徒の人数に合わせて教師の数を増やしても、
結局出来ない先生やらない先生の分の負担が出来る先生やる先生に
かかってくるんじゃないかと思うんです。
ちょっと話がそれましたが、新山小学校は重点目標として
「考えよう やってみよう ひびかせよう」をかかげ、
「自己決定できる力の獲得」や「体験を通した学び」などを目指しています。
弱ったたまをどうするか?えさは誰がいつやる?など
子供たちが自分で考えて決めてきたのでしょうか。
最近特に自分で考えて行動するとか、挑戦するとか、
(私も含めて)そういうことが出来ない人が増えている気がします。
子供の頃にそういう経験をもっとたくさんしておきたかったですね。
この記事へのコメントはありません。