運命の赤い糸の伝説・・・
最近の若い人も知っているのでしょうか。
自分と結ばれる人はあらかじめ決まっていて
お互いの小指が見えない赤い糸でつながっているという伝説です。
しかし真実はちょっと違います。
この真実を知っているかどうかで人生は変わります。
目次
運命の赤い糸の真実
まずはWikiの運命の赤い糸の由来から。
由来:
北宋時代に作られた前漢以来の奇談を集めた類書『太平広記』に記載されている逸話『定婚店(中国語版)』に赤い糸が登場する。唐の時代の韋固(いこ)という人物が旅の途中、宋城の南の宿場町で不思議な老人と会う。この老人は月光の下、寺の門の前で大きな袋を置いて冥界の書物(「鴛鴦譜」)を読んでいた。聞くと老人は現世の人々の婚姻を司っており、冥界で婚姻が決まると赤い縄の入った袋を持って現世に向かい、男女の足首に決して切れない縄を結ぶという。この縄が結ばれると、距離や境遇に関わらず必ず二人は結ばれる運命にあるという。
「運命の赤い糸」(2015年9月30日 (水) 15:05 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8B%E5%91%BD%E3%81%AE%E8%B5%A4%E3%81%84%E7%B3%B8
元は中国が発祥だったのですね。
日本では、「足首の赤い縄」から、
「手の小指の赤い糸」へと変わっています。
やはり運命の赤い糸は、あらかじめ決まった
パートナーと結ばれているという考え方が一般的なようです。
しかし運命の赤い糸の由来には別の説もあるのです。
その昔、イクタマヨリヒメという未婚の娘が妊娠してしまい、両親が問い詰めると、
見知らぬ男が毎晩、部屋に通って来たことを打ち明けます。
両親は一計を案じて、寝床の周囲に赤土を蒔いておき、男が忍んで来たならば、
その衣服のすそに糸を通した針を刺すようにと、娘を言い含めました。
翌朝、娘の部屋から出発した赤い糸を手繰ってみると、遠く三輪山の神の社まで
続いており、その男は大物主(オオモノヌシ)大神であったというものです。
この三輪山の伝説から、赤い糸の言い伝えが始まったそうです。
また、小指は本来「契り」を意味することに基づく話なのだそうです。引用元:「赤い糸」の由来
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Lynx/5368/teigi.html
糸が赤土に付いて、赤い糸に見えたということですね。
こちらの説では、
あらかじめ赤い糸が結ばれていたわけではなく、
自分が相手に結びつけたわけです。
そしてその結びつけた行為によって、
相手が素晴らしい男性だったということが分かった。
ここがポイントです。
運命の赤い糸は
あらかじめ決められた相手がおり、
その人を待っていれば良いというものではないと私は思うのです。
運命の赤い糸は自分で結ぶ相手を選び
自分でその人の小指に結びに行くのです。
ただただ現れるのを待ち、糸を引っ張るだけではダメ。
あまり強く引っ張って、
糸が結ばれているちぎれた小指だけがやってくると
ホラーになってしまいます。
誰を愛するのか?誰と結婚するのか?
選ぶのは自分自身です。
あなたが運命の人を決めるのです。
決めるとどうなるか分かりますか?
決めた瞬間運命の人になる
あなたが「この人!」って決めた瞬間
その人が運命の人になります。
あなたが決めた瞬間、彼に価値が与えられ
運命の人にふさわしい存在になっていくのです。
心の底から彼が運命の人だと思うこと。
そして迷わず彼を信頼し続けること。
そうやって彼に価値を置き続ければ続けるほど
彼はより素晴らしいパートナーになっていきます。
私の経験をお話します。
私は婚活していたときに出会った女性を
まぁまぁ気に入っていました。
お付き合いしたいなって気持ちもあったのですが
私は離婚で辛い経験があり、且つ年齢的にも
付き合うなら結婚を考える状況でした。
そこでかなり慎重になって悩んでいたのですが
その女性に赤い糸を結びました。
自分で運命の人だと決めたのです。
すると不思議なことにその女性のことが
どんどん好きになり、より素晴らしく見えてきたのです。
残念ながらその後自分がブレてしまい
お別れすることになってしまいましたが・・・
しかしその女性を運命の人だと扱い続けている間
彼女は内面的にもどんどん素敵になっていきました。
最初は私を試すようなことをしたり
小悪魔的な感じだったのですが、
だんだんそういうこともなくなり
真剣に結婚も考えてくれるようになっていました。
明らかにまったく好きでもなんでもない人を
無理矢理運命の人にする必要はありません。
好感を持っていたり、「いい人だな」って思うけど
将来を考えて迷うなら自分で赤い糸を結んでやりましょう。
未来のことなんていくら考えても答えは出ません。
あなたが決めるしかないのです。
まとめ&おわりに
運命の赤い糸はあらかじめ決まっているものではない。
あなたが好きな人に結んで、運命の人にするということ。
運命の人に選んだ瞬間から恋人は輝き始め、
信頼し続ければどんどん素晴らしくなっていく。
そんな素晴らしい人の恋人であるあなたも
きっと素晴らしくなっていきますよ。
あなたが幸せになりますように。
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