仕事でエクセルを使うようになって10年以上経つのですが、未だに「えっこんな機能あったんだ!」って驚くときがあります。
最近では、縦に並んだ文字をコピーして横に並べて貼り付ける機能を知りました。
逆に横から縦も出来ます。
目次
縦書きを横書きに変換する方法
やり方は非常に簡単です。
- 縦に並んだ変換したい文字や数値をドラッグして選択してコピー
- 貼り付けたい場所で右クリックして、「貼り付けのオプション」の中から「行列を入れ替える」をクリック
表のようになっているものの行と列を入れ替えるときとかに便利です。私の場合はデータベースの設定を作るときに、EXCELを使って作ったものをインポートするやりかたをしているので、データベース作成用の情報が記載されている資料からコピーしたデータを、縦から横や横から縦へ変換して設定を作成しています。
ちなみに、1つのセルの中で縦書きと横書きを入れ替える方法は、
- 入れ替えたい文字が書いてあるセルを右クリックして、「セルの書式設定」をクリック
- 開いたウインドウの一番上にあるタブから「配置」をクリック
- 右の方にある「方向」のところで縦書きか横書き好きな方をクリックしてOKで閉じる
これはデータリストの標題を作るときによく使いますね。
他にも色々便利機能を紹介しておきます。あくまでも私がよく使う機能ですが・・
その他の便利機能
同じ作業を繰り返す
繰り返したい部分を選択してF4を押すだけ。
例えば、セルの書式設定でセルの色を変えたとします。同じ色を別のセルにも使いたいなって思ったら、その塗りたいセルを選択した状態でキーボードのF4を押すのです。これは直前の動作を記憶していて、それを実行するショートカットキーなのです。
色を変えたい場所を大きく範囲選択して変えても良いんですが、セルが飛ばし飛ばしだったり、別のシートだったりすると結構面倒です。そんなときこのF4を使うと楽です。
行や列を固定する
- 固定したい行や列の1行(1列)下(右)を選択する
- エクセル画面の上の方にある「表示」タブをクリック
- ウィンドウ枠の固定(行列両方固定)、先頭行の固定、先頭列の固定からやりたいものをクリック
ちょっとややこしいので補足しますと、例えば一番上の行だけ固定したい場合は、2行目を選択した状態で「先頭行の固定」で出来ます。1列目だけ固定したければ2列目を選択した状態で「先頭列の固定」です。
データ量が多くてかなり下の方まであるとか、かなり右の方まであるというときに、これ何のデータだっけ?って分からなくなってしまうとき便利です。
オートフィルの作成
- エクセル画面の上の方にある「ファイル」から「オプション」をクリック
- 開いた画面で詳細設定をクリックして下の方へスクロール
- 「全般」を見つけて「ユーザー設定リストの編集」をクリック
- 開いた画面で左側「新しいリスト」が選択されている状態で、右側「リストの項目」へ作成したいオートフィルを入力していく。ENTERで改行できます。
- リストが出来たら右側の「追加」ボタンをクリック
私の場合は、16進でオートフィルを使いたいときに作成しました。
通常は1,2,3・・・8,9,10,11・・・となりますが、これを1,2,3・・・8,9,A,B,C,D,E,F,11,12・・・っとするんです。私の仕事では16進をよく使用しますので作りました。別のセルに”=DEC2HEX()”として、10進数を16進数に変換して後からコピペするという方法もあります。
置換
- 置換したい部分を選択して、エクセル画面の上の方にある「ホーム」タブをクリック
- 一番右の方にある「検索と選択」と書いてある双眼鏡のようなアイコンをクリック
- 表示されるリストの中から「置換…」をクリック
- 「検索する文字列」に置換したい文字列を入力し「置換後の文字列」も入力する
- 「すべて置換」か「置換」お好きな方をクリック
珍しくもなんともない普通の機能ですが、かなり使います。「すべて置換」だと、選択した範囲を全て検索して置換してくれます。「置換」はクリックするたびに1個ずつ置換していきます。選択範囲が広いと、意図していない部分まで置換されてしまう危険があるので、そういうときは「置換」で1個ずつ確認していった方が良いかもしれません。
私の場合は、広範囲を選択して絶対に意図しない置換が起きないように、「検索する文字列」のところを工夫して「すべて置換」で一気に置換します。うまく使えば手入力よりよっぽど正確で早いですね。
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