~理想の恋人を手に入れる方法その2~
前回はあなたの理想のタイプをより明確にして頂きました。
ぼんやりと好みのタイプはあっても、これだけハッキリさせている人はそんなにいないんじゃないでしょうか。
前回作って頂いた、恋人の条件3つに当てはまる人がいたら迷うことはありません。アプローチしましょう。アプローチの効果的な方法なども今後書いていけたら良いなと思っています。
意識と潜在意識・無意識について
では次に、あなたは本当に理想の恋人が欲しいと思っていますか?恋人がいない人のほとんどが「YES!」と答えると思いますが、それは意識(顕在意識)の話ですよね。
潜在意識や無意識(意識出来ない心の領域)で「NO!」と言っていると、いくら意識で「YES!YES!YES!」と連呼していても現実は、
- 恋人ができない
- 好きでもない人と付き合ってしまう
- ダメ男(ダメ女)ばかり引き当ててしまう
- 結婚に至るような真面目な恋愛をしてない
このような状態になってしまうことが多いです。
これはなぜかと言うと、意識(顕在意識)の力より潜在意識・無意識の力の方が圧倒的に強いからです。
心理学の世界では有名な話なのですが、意識(顕在意識)と潜在意識・無意識の割合は3:97~1:99と言われています。
圧倒的な差ですよね。1%~3%しかない意識で必死に「恋人が欲しい!!!」と思っていても、97%~99%の潜在意識・無意識が「恋人なんていらない!」と思っていたら、そりゃ敵うはずがありません。
じゃぁなんで潜在意識や無意識は意識とは反対のことを思ってしまうの?って思いますよね。
潜在意識・無意識にブロックが作られる例
例えば子供の頃に物凄い大失恋をして、本当につらくて苦しくて、何日も泣いてご飯も食べられず、死んだ方が楽だと思うくらいしんどい思いをしたとします。
まぁちょっと大げさに言いましたが、誰にもこんな失恋の経験ってあるんじゃないでしょうか?
そんなつらい体験も、時間と共に徐々に忘れていって、いつかまた恋がしたくなります。でもちょっと待ってください。
このつらい体験は、完全に記憶から抹消されるのでしょうか?あまりにもつらすぎて自分の脳が生命の危険を感じると、記憶を喪失するという可能性もありますが、普通は消えないですよね。
そうすると、意識では「恋人が欲しい」と思うのですが、潜在意識・無意識は「もうあんな思いはしたくない!恋人なんて欲しくない!」と思うわけです。
これでは、車に例えるとサイドブレーキを引いたままアクセルを踏むようなものです。
恋人が欲しい欲しいとアクセルを踏むのですが、何故か全然進まない(恋人が出来ない)という現実としてあらわれてきます。
これは恋愛に限ったことではありません。子供の頃自分が作った物で賞を取ったのに、それが原因で皆にいじめられたという経験があり、大人になって仕事で良い物を作っても発表出来ないとか、色んなところで過去の傷が影響することがあります。
潜在意識・無意識のブロックを取り除く方法
誰でもそういう傷はあるはずなのに、その後うまくいっている人といっていない人がいます。
この差は、その傷をきちんと癒せているかどうかという差になります。傷を癒すのは簡単ではありませんが、カウンセラーに相談したり、自分でもチャレンジすることはできます。
自分でやる方法についてはまたいつか書きたいと思いますが、まずは自分が本当に恋人が欲しいと思っているのか?深層心理でも思っているのか?を知りましょう。
特に何かしなくても、「知る」というだけでも大分違います。なぜかというと、うまくいかないときに、ひょっとしてアレが原因かな~?と考えることが出来るからです。
何が原因か見当もつかないより、ある程度原因が絞れた方が対策を考えることが出来ます。
潜在意識・無意識のブロックを調べる実習
では、あなたがもし恋人が欲しくないとしたら、なぜですか?その答えを5つ書いて下さい。
恋人が欲しいと思ってるのに、欲しくないとしたら・・・って考えるのは難しいかもしれませんが、頑張ってください。例えば、
- もう失恋したくない
- 自由がなくなる
- 出費が増える
- 趣味の時間が減る
- 感情的に振り回されるのがつらい
などなど。出来ましたか?
出来たら、今度はその書き出した5つに対してそれぞれなぜか?を書いていってください。上記の例だと
- もう失恋したくない→苦しいから
- 自由がなくなる→恋人に束縛されるから
- 出費が増える→デート代がかかるから
- 趣味の時間が減る→恋人と一緒にいる時間が増えるから
- 感情的に振り回されるのがつらい→自分は感情的だから
こんな感じです。それもできたら、そのなぜ?の理由に対して、また答えを書いていって、出なくなるまでやってみて下さい。
意外とおもしろくないですか?これであなたの潜在意識・無意識が「恋人は欲しくない」と思っている理由が分かるかもしれません。
出てきた答えの中で、あなたがしっくりくるものが正解の可能性が高いですね。
ではまた次回へ続きます。
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